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犬へのコマンドのかけ方

  • 執筆者の写真: ライトン光木
    ライトン光木
  • 2021年6月14日
  • 読了時間: 2分

それぞれのパック(群れ)によってコマンドのワードは違うと思います


わたしのマリノアはドイツ語で、雑種には日本語でコマンドをかけます


そもそもコマンドとは?

コマンドは「指示」「命ずる」ことをいいます。


ではコマンドを犬にかける時にどのようにかけてますか?


私のクライアントの方々にも伝えてることですが

多くの方がコマンドの前に「名前」を言うんです


「〇〇ちゃ〜ん、おすわり〜」など。


〇〇ちゃ〜ん、と言ってるのを、トレーナーである私目線からすると

「今日はわたしの言うこと聞いてくれるかな?それとも聞いてくれないかな?」なんて機嫌を取ってるように見えます。


コマンドをかける人は飼い主さんが多いと思いますが

別名「コマンダー」「ハンドラー」「リーダー」などといいます。

ようは「司令塔」です。


群れのリーダーである司令塔がみんなの機嫌を伺うようにコマンドをかけると言うのは、群れのメンバーからすると曖昧な指示であるために、指示を聞こうという意識が薄れてしまうのです。それは全ての動物社会において共通します。



話しかけることとコマンドをかけることは別物として

コマンドをかける時はその指示をかけたい瞬間にコマンドのみをハッキリ伝えることが大事になります。



呼び戻しを例とすると

今帰ってきて欲しい時に、

「〇〇〜、おいで〜」とコマンドをかけるのと

「おいで!」とシンプルにコマンドを伝えるのと

どちらの方が早く「おいで」というワードが犬に伝わるか。


そして、様子を伺えば伺うほど犬はどんどん離れていき

しまいには飼い主さんはさっきまで優しい口調だったのが

低く強い口調で「おいで」という。



この一連の流れに無駄が多すぎるのです。



初めから「おいで!」というハッキリとした口調でコマンドをかける練習をしておけば

機嫌を伺わずとも犬の耳にスムーズに入るようになります。


ここでいう「ハッキリ」というのは、

大声を出すことや、怒鳴ることではないです。


わかりやすくいうと、50m走のスタートで

「よ〜い、ドン!」の「ドン!」をいう時の発し方を想像するとわかりやすいかと思います。


「ドン!」と言われたら、すかさず走り出すように

コマンドをハッキリとかけることで犬に明確に伝わるようにして、犬と強く結ばれた信頼関係を築いていきましょう🐕✨



 
 
 

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