以前いただいた電話での質問内容↓
隣人の犬(8歳ダックス)が人を見る度、物音がする度
ずっと吠え続けて近所迷惑、と。
飼い始めた理由はご主人(90超えてらっしゃる方)が8年ほど前から認知気味で
知人に犬を飼ったらいいよ、と勧められて娘さんが飼ってきたそう。。。
ちょっと待て待てと。
認知の疑いがあって犬を飼ったらいいというのはどういうこと!?
そんなこと勧めたのどこのどいつだい!!
犬を飼うことで癒しができ、心を安定させようということなのかもしれませんが
それは人間側の都合でしかない。
じゃあ犬を飼うという責任能力は維持できるのか?
正直無理な話だと思いました。
犬をこれから飼う方、新しい犬を迎える方にお伝えしたい。
犬を飼うというのは命を迎えるということ。
犬を育て、ルールを教え、正しい方向へ導いてあげるという責任と義務があるということ。
可愛いから、癒しが欲しいから飼うという理由は人間側のエゴ。
では飼われた犬の今後の幸せや楽しみ、安定した生活を保証できるのか?
そこまで考えて欲しいですね。
犬は家に迎えた時点で
①生活環境が変わること
②人と生活していくこと
③未知の世界との遭遇
という「ストレス」が犬に降りかかります。
その期間も約2週間ほどでしょうか。
そう、この時期こそが人間社会で生きていく上でのルールを教え始めるのに最適な時期。
クレートトレーニングや甘噛みをさせないこと
トイレトレーニング、もちろんお座りやリード慣れなど
教えることはたくさんあります。
可愛いから、まだ子犬だからといって
2、3ヶ月放置してしまってると
手がつけられない、癒しどころか悩みの種と化すことになるやもしれませんよ。
もっと多くの方が犬という動物を理解し、
社会のルールを教え守らせ、
犬のペースにさせていいところと
流されてはいけないところの判断を見極め、
飼い主は堂々と犬のリーダーとして
自信を持って対応できれば
頭を抱える飼い主もストレスを抱える犬たちも減ってくるはず🏋️♂️
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