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「褒める指導」の勘違いについて⚠️

執筆者の写真: ライトン光木ライトン光木

更新日:2023年5月25日




近年「褒める指導」が犬のしつけトレーニングだけでなく

人間社会にも定着してきました。

ですが、ここで勘違いしやすいのが

「褒める指導」=「叱らない」という解釈。

では間違った行動はどうやって正してあげれば良いのでしょうか?

もちろん相手の性格によって伝わり方には個体差はあると思います。

優しく訂正するだけで素直に聞き入れてくれる相手もいます。

ただし、多くの方が思ってるのが

「叱ったら可哀想」

「関係性が悪化するのではないか」などなど

「叱る」=「暴力」と思っていませんか?

「暴力」とは、乱暴に力を振り回すことです。

これは「しつけ」ではなく恐怖を与えて力で制御することになりますので良くないですよね。

では「叱る」とは?

「叱る」というのは相手を正しい方向へと導くための「注意・指摘」です。

この「叱る」という意味を今一度考え直してみてください。

私の体験談の一例をあげてみますので

一緒に考えてみてください。

生徒さんはご存知の方が多いですが

私は毎月大阪に合宿遠征をいたします。

その際に行きつけのスーパー銭湯に行きます。

浴場に入った瞬間の光景です。

子供たちが浴場内を走り回っていました。

続いてママたちは浴槽でくつろいで話しています。

あなたはどう思いますか?

絶対的に子供が滑ったら危ないですし

周りの利用者に迷惑をかけることは瞬時に理解しませんか?

これをそのママさん達は解ってるのか解ってないのかわかりませんが、

たとえ解ってたとしても子供を注意しないのは「教育放棄」だと思います。

子供達の将来のことを考えて場をわきまえたマナーを教えてあげるのは親の務めではないのか?!

と、こんなとこでも指導者としての職業病が発動するのでした。

私は大阪の見習い時代にスイミングスクールでコーチをしてました。

安全にレッスンをするためにはコーチの指示を聞いて守ることを水泳の指導に+αで子供達に指導してきました。

水泳は技術習得のレッスンですが、+αの指導はしつけ・マナーのためです。

これを同時に授業の中で子供達に教えました。

厳しい、、、と思われる方もいるかと思いますが

たしかに厳しかったかもしれません。

ですが、厳しいの中に「楽しい・嬉しい」を混ぜることで

子供と親御さんからの信頼を得ることができたと思ってます。

必ずレッスンの最後は楽しい気持ちで終わらせてあげる。

レッスン中に必ず全員の褒める瞬間を見つける。

そうすることで気持ちが引き締まり

ふざけるようなワンパクキッズ達やその保護者の方々からは自然と私のクラスを希望してくれるようになりました。


結論、「叱る」というのは「暴力」などのネガティブなことではなく

相手の将来に役立つための「教育の一環」というポジティブなことに繋がるということ。

「叱る」ことは相手を思っての行動であり優しさの一つです。

大事なのは叱った後の「「なにが正しいのか」」をわかるように教えてそれができた時に✨褒める✨

これが褒める指導の定義であり「しつけ」の定義だと私は思います🙂

 
 
 

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