「犬のしつけ・トレーニングは叱ることではない」
犬のしつけの依頼のほとんどが愛犬の問題行動に困っています、という内容です。
その問題行動を「やめさせたい」と考える飼い主さんは多いです。
ですが愛犬の問題行動は「人間の都合の悪い行動」で、犬にとっては普通の行動。
ではどうしてそうなるのか?
それは犬が「どうしたら良いかわからない」からきます。
どうしたら良いかわからないから、
感情のままに表現したり行動します。
しつけ・トレーニングとは、人間社会を飼い主と生きていく上で
どうコミュニケーションを取って、
どう行動して、
どう判断していくか、
を教えていくことだと思います。
まず基礎となる形を教えて、
自分で考えさせて
自発的に行動できるようにする
これを教えてあげることで
ワンちゃんは飼い主と円滑にコミュニケーションを取れるという安心感を覚え
安定した精神状態・行動を取れるようになります。
いつも山あり谷あり、
失敗もあるけど失敗を出来るだけさせないように
成功例を多く作り上げる手伝いをすることが
しつけの改善ポイントです。
指摘したり、注意したり、叱ることが多くなりがちになると
愛犬の問題行動は悪化し兼ねません。
褒める・成功させてあげることを多くしてあげて
違う・間違ってるということを教えることも大事ですが、多くなりすぎないように注意してください。
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